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なぜ褪せ人はミリセントと敵対したのか?
ミリセント敵対ルートは胸が痛みますね…!
なぜ敵対ルートが存在したのか、それについて考察してみます。
【A】ゴーリーの思想を汲み取り、朱い花を咲かせたかったから(腐敗の神を誕生させたかったから)
下記にて根拠を記載します。
腐敗の神の誕生
まずゴーリーの思想とはどういうものなのか…
それは「腐敗の神」を誕生させることです。
ゴーリーの姿は百足族と一緒の姿をしていますが、彼らは腐敗の沼「エオニアの沼」で生れ落ちています。
その経緯としてはラダーン・マレニア戦争にて行われた”マレニア自身の腐敗の解放”から来ています。
その腐敗の誕生の方法とは、「朱い花を咲かせること」にあります。
『腐敗の女神の追憶』から得られる祈祷『朱きエオニア』ですが、アイテムテキストにこう書かれています。
「朱い花が咲く度に、マレニアは腐敗する」
「それはもう二度咲いた」
「三度目に、きっと彼女は女神となる」
そしてゴーリーのイベントを進めるにつれ、
「あれは私が見た中でも、最上の蕾なのですよ」
と言ってきます。
ゲームの中ではミリセントの姉妹のようなキャラが登場しますが、彼女らよりミリセントは優れた潜在力が秘められていることが分かります。
強い絶望が必要だった
赤い花を咲かせる方法とは…まさにマレニアのような血族からの誕生となりますが、何かしらのトリガーが必要と考えられます。
それは「強い絶望」が必要なことです。
ミリセント敵対ルートを進むと、以下のような花がその場に誕生します。
また、得られるタリスマン『ミリセントの義手』からは、
「素晴らしき裏切りの絶望により 蕾たる彼女は、色めく花となった」
「そして、いつか再誕するだろう 美しき、朱い戦乙女となって」
と書かれています。
以上よりゴーリーの求めていた”腐敗の神の誕生”に近づく道を選んだ褪せ人なのではないでしょうか。
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