Nteflix話題の「ドントルックアップ」。
豪華俳優主演の大作は一体どんな映画なのか…
予告
あらすじ
ある日、天文学の大学院生であるケイトが彗星を見発見。10キロほどの大きさを持っており、真っ直ぐ地球に向かっているという。
その彗星が直撃すると世界破滅レベルのものだった。
ランドール教授はケイトと共に地球破滅危機を全世界へ伝えようと躍起になり、まずは大統領の元へ向かう。
しかし、待っていたのは誰も真剣に取り合わない状況だった。
大統領は投票率しか気にせず、「静観」して待つことを推奨。
有名な番組に出演するも、視聴率しか気にしないキャスターたちには事の深刻さが伝わらない。
誰も事の深刻さに気付かない状況で、彗星は刻々と地球に迫っている。
果たして人類は彗星の直撃を避ける事ができるのか。
ブラックジョーク満載のある意味コメディーな作品。
感想・レビュー
あとからジワジワ恐怖がくる映画です笑
まさに現代社会において、映画と同じような状況になったときに、同じ運命を辿ってしまうのではないか…
(だからこそ実話に基づくかもしれないというキャッチコピーなのですが笑)
・彗星がどんどん近づいてきても、世間が真面目に取り合わない姿
初めに大統領へと報告するケイト達なのですが、彗星が迫ってくる事態よりも選挙を優先。
また、デイリーショーではまるでノストラダムスの予言であるのように取り扱い、ジョークへと昇華されてしまう始末。
この映画では世間が取り合わない姿が一連に流れており、視聴者側としてはかなり焦りを感じます。
しかし、実際に世界が終わると急に言われても誰も取り合わないところが今の現代社会に写せてしまう恐怖。
まさに今、同じような状況が起こっていて気づいてないだけかもしれないですからね…
身近なところで例えてしまうと「気候変動問題」。
学者たちが何年後には温暖化が深刻になると訴えていますが、実際に意識している人達はどれほどいるのでしょうか。
ディカプリオがこの映画に促して動画を出していますので、観てみるとより映画の怖さがわかります。
・最終的な終わり方
個人的にかなり気に入った終わり方だったのですが、ちゃんと彗星が直撃してしまうこと笑
いくら主人公たちが頑張ったところでお偉い方の権力には勝てなかった現実を突きつけられてしまいます。
大統領たちが新たな惑星へ行ったことや、副大統領が生き残ってたり最後のコメディー部分もかなり皮肉ってて個人的には好き。
個人的評価
割と衝撃を自分の中に残したので高評価です笑
あとは俳優陣がめちゃめちゃ豪華ですね!
ブラックジョーク満載ですが、ちょっと怖い現実問題を突きつけてくる映画だったので、何も考えていなかった自分に刺さりました…笑
#LOOK UP