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(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
あらすじ
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(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
第1次世界大戦の最中。
2人の兵士は前衛にいる部隊へ伝令を届ける指令を受ける。
明け方までに届けなければ1600もの命が犠牲となってしまう。
2人の兵士はありとあらゆる戦地を駆け抜ける。
いつでも命を落としてしまうような戦況。
するとある敵兵パイロットが目の前で墜落。
助けようとするが、1人がナイフで刺されてしまう。
唐突に失われてしまった戦友。
それでも前へ前へと進み続ける。
敵兵に撃たれ、敵兵を殺し、川に流され、限界をも超えて走り続ける。
遂にたどり着いた前衛地。
伝令を届けるべく再び走り始め、遂に届けることを達成した。
失った戦友を想い、疲弊した顔で家族写真を見ながら座り込む兵士であった。
【これら全てが「ワンカット」である。】
感想・レビュー
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(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
これぞ究極の映画体験。没入感が凄まじい。
本当に全編ワンカットです。(所々カットは紛れてますが)
それ故に本当にその場にいるような錯覚。自分が第3の兵士であるかのように思ってしまいます。
始まりから終わりまでの一貫した道のり。
カットが無いのは本当にいつもの映画と違う感覚に陥ります。
しかも戦友を失った場面。
その後にすぐ続きますが、いかに戦友を失ったのがいかに「最近」なのかが強調されます。
その辛さ。
それでも進み続けなければいけない状況。
戦争というものを身近に感じられる映像。
最後のシーンが本当に泣けます。
弟を失った兄との握手。
両者とも本当に辛すぎる。
体力、精神全てが疲弊しても止まることができない苦しみ。
今からでも泣き叫びたいような辛さ。
この映画だとそういう部分が本当に伝わります。
↑このメイキング動画を是非見てください!!!
いかに苦労の積み重ねの上にできているかがわかります。
評価
2020年最高傑作。
本当に映画って凄いと思えるような作品でした。
緊張感&没入感どちらもMAXで感じられるような映画です!