【まるで隣で走っているような感覚】映画「1917 命をかけた伝令」の感想&あらすじ&個人的評価【レビュー5.0】

5.0

(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

あらすじ

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第1次世界大戦の最中。

2人の兵士は前衛にいる部隊へ伝令を届ける指令を受ける。

明け方までに届けなければ1600もの命が犠牲となってしまう。

2人の兵士はありとあらゆる戦地を駆け抜ける。

 

いつでも命を落としてしまうような戦況。

 

するとある敵兵パイロットが目の前で墜落。

助けようとするが、1人がナイフで刺されてしまう。

唐突に失われてしまった戦友。

 

それでも前へ前へと進み続ける。

敵兵に撃たれ、敵兵を殺し、川に流され、限界をも超えて走り続ける。

 

遂にたどり着いた前衛地。

伝令を届けるべく再び走り始め、遂に届けることを達成した。

失った戦友を想い、疲弊した顔で家族写真を見ながら座り込む兵士であった。

【これら全てが「ワンカット」である。】

感想・レビュー

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これぞ究極の映画体験。没入感が凄まじい。

本当に全編ワンカットです。(所々カットは紛れてますが)

それ故に本当にその場にいるような錯覚。自分が第3の兵士であるかのように思ってしまいます。

 

始まりから終わりまでの一貫した道のり。

カットが無いのは本当にいつもの映画と違う感覚に陥ります。

 

しかも戦友を失った場面。

その後にすぐ続きますが、いかに戦友を失ったのがいかに「最近」なのかが強調されます。

その辛さ。

それでも進み続けなければいけない状況。

戦争というものを身近に感じられる映像。

 

最後のシーンが本当に泣けます。

弟を失った兄との握手。

両者とも本当に辛すぎる。

体力、精神全てが疲弊しても止まることができない苦しみ。

今からでも泣き叫びたいような辛さ。

この映画だとそういう部分が本当に伝わります。

 

↑このメイキング動画を是非見てください!!!

いかに苦労の積み重ねの上にできているかがわかります。

評価

5.0

2020年最高傑作。

本当に映画って凄いと思えるような作品でした。

緊張感&没入感どちらもMAXで感じられるような映画です!

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