話題の名作『十三機兵防衛圏』をクリアいたしました…
いや、凄い名作です。絶対にクリアした後、ジワジワと来る作品。
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トレーラー
ゲーム情報
開発：ヴァニラウェア （代表作：ドラゴンズクラウン等）
メタスコア：85
あらすじ
13人の少年・少女が機兵に乗って、怪獣と戦う…そんな結末から始まる物語。
『十三機兵防衛圏』はタイトル通り13人の主人公をそれぞれの目線から物語を追うことができます。
鞍部・冬坂・網口・三浦・比治山・薬師寺・緒方・南・鷹宮・東雲・如月・郷登・関ヶ原…
彼ら13人がどうして機兵に乗って戦うようになったのか、数多くの謎が少しずつ解き明かされていきます。
（物語が複雑過ぎて、あらすじが書きにくいという…笑）
感想・レビュー
ここからは少々ネタバレ有で！
いや～続きが気になりすぎて生活に支障が出てしまうくらい神ゲーですね笑
各キャラごとに物語を追うことができるのですが、所々でかかるロック（他のキャラを進めたり、崩壊編を進める必要がある）がいい塩梅で気になる思考へとプレイヤーを誘い込んでいます。
SFの全てが詰まっている
そう『十三機兵防衛圏』はありとあらゆるSFが詰まっています。
ディレクターの神谷さんですが、恐らく好みのSFを詰め込んでやろうッという気概だったのでしょう笑
ざっと覚えている中でのSF感は…
・タイムリープ（ロング＆ショート）
・ロボット（機兵）
・映画ET（BJのところ）
・黒服が登場する（映画MIB）
・ポッド（マトリックス感）
・ワープ（各セクターへの移動）
・ドロイドが襲ってたり、人間そっくりの姿をしていたり
・人類存亡計画
・怪獣（ダイモス）が侵略してくる
・AI人格
等々
なんとなく書き出していますが、凄い多いですね笑
これでも胃もたれせずに綺麗にまとまっているのは、まさに究極の作品。
個人的にはタイムリープのミスリードが痺れました。
あんなの絶対勘違いするじゃないですか…（2週前の和泉十郎もそうですが）
物語が解き明かされていく
本当にゲームを始めた当初は話を全く理解できていませんでした笑
しかし…物語が進むにつれ、自分なりの考察と照らし合わせて裏切られたり…
各キャラが分岐型のイベントで進んでいくのですが（『428封鎖された渋谷で』のような）、これがまた埋めていくのが楽しい。
思考ワードを集めた上での、新しい展開。
視点・時系列がバラバラに進むので、話が難しくなりがちですが、疲れたら究明編で各ワードや時系列を読み直してみたりすると、考察/話がスッキリしていくので、もうプレイが辞められない止められない。
追想編・崩壊編・探究編の3パートでかなりバランスが取られています。
また、最終的に機兵に乗るシーンへそれぞれが辿り着くのは格別ですね～！
特に十郎の機兵起動シーンは大好き。柴君がやっぱ良いんだよな～！
崩壊編（タワーディフェンス）が意外と楽しい
前評判で物語が傑作！という話は所々で聞いていたので、戦闘に関してはあまり気にしていなかったのですが、これがかなり面白い…！
もちろん機兵に乗った13人の主人公達がタワーディフェンス系で戦っていくのですが、機兵の兵装（攻撃手段）を選んだり、機兵を強化したり、出撃メンバーを考えたり…プレイしていくうちにクセになる楽しさが。
個人的には最終戦が超ギリギリでした笑
ブワーッと怪獣が押し寄せていたときには、ああゴメン十郎…守り切れないかも…と思っていましたが、EMP攻撃乱発して何とか耐えきったときは感動して泣きました。( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
怪獣グラディエーターが強いッス…（機兵の敵バージョン）（300以下の攻撃無効にする敵）
個人的評価
超SF最高傑作！！！
もう忘れられない体験になりました。記憶消してもう一度遊びたい人の気持ちが分かります笑
このゲームは時系列管理が凄すぎますね…
矛盾が生じないながらも各キャラをバラバラに動かして最終的に綺麗にまとめあげている作品。
くぅ～本当に楽しすぎて久々に熱中できたので、ありがとうございました！！！笑
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